統計スイート
Σ
統計スイートは、トレンドの質、異常な値動き、ベンチマークとの関係、先行・遅行の傾向、想定レンジを比較するPro向けツール群です。過去の価格特性を要約するもので、将来を保証するものではありません。
場所
- バーごとに更新する分析は、チャート → インジケーター → 統計から追加します。
- 選んだ範囲を基準にする分析は、描画ツールの予測 → 統計から追加します。
- 現在の銘柄より先に動く傾向があった市場を探すには、分析 → リード・ラグ・スキャナーを開きます。
ツールの選び方
| 確認したいこと | 最初に試すツール |
|---|---|
| 現在のトレンドは安定しているか、弱まっているか? | Regression Slope、Trailing Regression、R-Squared |
| 価格は最近の動きから大きく離れているか? | Standard Deviation、Z-Score |
| ベンチマークを上回っているか? | Alpha、Beta、Relative Comparison、Correlation |
| 別の市場が先に動く傾向はあるか? | リード・ラグ・スキャナーとリード・ラグ・オーバーレイ |
| 価格が長く滞在した水準は? | Dynamic Price Distribution、Session Price Distribution |
| 価格と別のインジケーターが乖離しているか? | Slope Divergence |
| 妥当な参考レンジは? | Probability Cone、Probability Box |
ベンチマーク系ツールは比較データを自動取得し、初期値はSPYです。別の指数、ETF、先物の代理銘柄、関連銘柄の方が目的に合う場合は変更してください。
リード・ラグの手順
- リード・ラグ・スキャナーを開き、プリセット、ウォッチリスト、または手動の候補群を選びます。
- スキャンを実行し、表示された先行幅、関係の強さ、根拠バッジを比較します。
- 結果を選び、リード・ラグ・オーバーレイを追加します。時間をずらした線が現在のチャートにつながり、最新バーより先は破線で表示されることがあります。
- 新しいバーでも関係が続くか確認し、先行銘柄の一貫性が失われたらオーバーレイを外します。
過去の先行関係は因果関係を示さず、市場環境が変わると消えることがあります。似たETF同士は同じ市場を表しているために強く見える場合もあり、独立した根拠とは限りません。
統計描画ツール
| 描画 | 用途 |
|---|---|
| Linear Regression | 選択した値動きに沿うトレンド基準線 |
| Linear Regression Band | 同じ基準線と調整可能な外側バンド |
| Probability Cone | 将来に向かって広がる参考レンジ |
| Probability Box | 固定した将来区間の上限・下限目安 |
| Price Distribution | 選択範囲内の観測値の分布 |
分析の開始点と終了点自体が重要なら描画を使います。常に最新バーまで自動更新したい場合はインジケーターを使います。
実用的な手順
- トレンド品質ツールから始め、現在の動きが整っているか不安定かを確認します。
- 価格の行き過ぎが重要なときだけ、Z-Scoreまたはバンドを加えます。
- 相対的な強さが必要なら、ベンチマーク比較を1つ追加します。
- 分布や確率描画は、保証された境界ではなく、目標とリスクの参考として使います。
結果の読み方
- 長い参照期間は安定しますが遅く、短い期間は反応が速い一方で大きなバー1本でも急変します。
- 2銘柄の強い関係は連動を示すだけで、因果関係ではありません。
- 投影レンジは最近の動きが続く前提の参考です。ギャップやボラティリティ変化で直ちに外れることがあります。
- 価格分布は選んだセッションと範囲に左右されます。チャート同士を比べる前に設定を確認してください。
- 似た統計指標を複数置いても、独立した確認材料として数えないでください。
プラン
統計インジケーター、描画、リード・ラグ・スキャナーはすべてProです。ロック中の項目も、アップグレード前に用途を確認できます。
関連ガイド
- チャート・ワークスペース:分析レール
- インジケーター:カテゴリ案内
- 描画ツール:範囲指定型の分析の編集

